体長 5mm
テッポウエビアンノンズで紹介している4番のエビっぽいものを、一昨年(2020年)8月に撮っていたことに気がついた。
サムネイルサイズの写真をツラツラ見ていただけだったから、そこにエビが写っていることに気づかずすっ飛ばしてしまったようだ。
顔つきといい色味といい、どう見ても前述の4番にしか見えないものの、冒頭の写真のエビが載っていたのは、砂底からニョキッと生えていた高さ10cmほどの赤いウミトサカ類の上だ(下の写真は実際にエビがいたトサカではありません)。
大昔にフィルムで撮ったウミシダ上の4番の写真と違い、パシャパシャ撮った写真のなかにはハサミ脚もクッキリ写っているものもあった。
↓このハサミ脚はどう見てもテッポウエビですよね?
トゲトサカテッポウエビにそっくりな顔をしているから、ではトゲトサカテッポウエビのチビチビ?
25mmくらいあるというトゲトサカテッポウエビは、図鑑で見るとハサミ脚は太く立派で、いかにもテッポウエビってな形をしているんだけど、小さい頃のハサミ脚はこれくらい小さいってことなのだろうか。
この赤いサンゴの上にいたものは2匹一緒にいて、つかず離れずな感じが可愛い。
トゲトサカテッポウエビもペアで暮らしているそうながら、こんな小さな頃からペアになるものなのかどうかは知らない。
また、冒頭の写真の子は体にこれといった模様がないけれど、もう一方をよく観てみると…
脚や尾を中心に、黄色っぽい点々模様がついていた。
これはオスメスの違いなのだろうか。
トゲトサカテッポウエビにもこのような模様があるんだろうか。
さっぱりわからないので、ここでは慎重を期し、テッポウエビUnknown5として紹介しておく。