(Neogonodactylus oerstedii ?)
体長 4cm
冒頭の写真のシャコは、ボートが長期入院中だった2013年3月にビーチエリアで潜っていた時に出会ったもの。
ジェットスキー係留用のブイを繋ぐロープで、水面から50cmほどのところだった。
このテの仲間は数多いことを薄々知りつつも、シロウトが調べたところでどのみち「シャコの仲間」くらいのことしかわからない、という時代が長かったこともあって、浅いところでチョロチョロシュルシュルしている小ぶりなシャコは、みんなフトユビシャコ…ということにしていた。
なので、見栄えの悪いロープにいるシャコをわざわざじっくり撮ることもないか…と、かなりテキトーに終わってしまった。
ところがこのシャコとの出会いは、今のところ後にも先にもこの1度きり。
そのため顔がわかる写真は、せいぜい↓これくらいしかない。
そのかわり、粘ってじっくり撮ろうとしたところでなかなか撮れない尾の先が、テキトーに撮っていたらそれなりに写っていたりする。
いくら尾の先が写っているとはいえ、似たようなものがたくさんいそうななか、これらの写真だけを手掛かりに種類の見当がつくものだろうか…
…と半ば諦めつつ調べていたところ、どうもNeogonodactylus oerstediiという、まだ和名が見当たらないシャコがビンゴ!っぽい、というところまではたどり着いた(あくまでも「ぽい」だけで確信も太鼓判もないので、同定の参考にはなさらないよう…)。
特に浅いところ限定というわけではなく、フツーにダイビングで巡る水深でも出会える種類でもあるようなので、再会の暁にはもっとじっくりしっかりちゃんと撮らせてもらおうっと。