2010年 3月10日(水) 曇り
北西の風 大荒れ
あんだけ雪まみれの大荒れになっている本土の方々からすれば、沖縄にいる人間が何を言っているんだと言われそうだけど……… …今日はホントに寒かった。 なんか、このオフ一番の寒さなんじゃない?? そう言っていると、案の定だった。 那覇で9度っていったらあなた、水納島での体感温度は5度前後ですぜ。 まぁ、今さらお天気で何がどうなろうと驚かないけどさ、春休みや卒業旅行で今沖縄にいる人たちは、相当行いが悪い人たちだったんだろうなぁ………。 そんな極寒のこの日、3時のティータイムのあと、いつものようにアネックスのパソコンで遊ぶべくトコトコ出掛けていったうちの奥さんが、ものの数分で戻ってきた。 その生き物とは…………これだ! ご存知ヤツガシラ!!<ご存知?? これまでにも何度か目にしたことはあったものの、ジョギング中だったりしたため、撮影はおろかカメラを向けたことさえなかった。 その他アネックス周辺には、今ジョウビタキがよく遊びに来ている。ひところはツバメが巣を作っていたし、先年は雑貨屋さん店内からガラス戸越し2mの近さでアカショウビンを観たこともある。 Ducky隊長、鳥用バズーカレンズをお持ちになるなら、この季節がいいですよ(笑)。 話は変わる。 上下とも撮影:かねやまんさん これ、尻尾の部分ね。 その後も依然このヨウジウオの正体はわからないまま。 しかも、僕はまったく気づかなかったけど、首(?)のあたりにもかっこいい皮弁が一対ついているではないか。 といいつつ、大方さんが発見されたのはブログによると3センチほどだそうで、かねやまんさんに撮っていただいた個体は15センチほどはあったから、ひょっとすると首の皮弁は大人と子供の違いかもしれない。 いずれにしてもこれがもし未記載種なら、ご本人も望んでおられるとおり是非オオカタヨウジという名にしてもらうべく、積極的に標本採集に協力しようっと。 ※追記 このヨウジウオの正体が判明した。 忙しげに仕事をしているようで実はヒマなタコ主任が、貴重な情報をもたらしてくれた。国立科学博物館の魚類写真データベースに似たような写真が載っているという。 それによると…… あのヨウジウオは、なんとワカヨウジの未成魚だった!! そういえば、ワカヨウジはこれまで成魚しか見たことがなかった。若魚のころは、あんなふうに尻尾のあたりがモジャモジャしてるのね……。 これで新種「クワネドタカヨウジ」の線はなくなってしまった……。 |