2010年 6月12日(土) 晴れ
西の風 少し波あり 水温24〜25度
さすがにここまできたらもうネタ切れだろうと思われたこの日。 天気予報を覆す、見事に晴れ渡る初夏の海。滞在最終日にしてようやくカメラ器材の諸々の問題を解決させた彼は、清々しい朝のひとときにこうつぶやいた。 「よぉ〜し、これでもう何も起こりようがない。」 ああしかし。 しかしそれにしては終了が早すぎる。 またやってしまったのだった。 ???? と思いながら、ダイビング終了後タコ主任はハウジングを開けてみると…… なんと、シャッターボタンを押すためのバーが、ヘニョッと明後日の方向を向いているではないか。 これじゃあ、シャッター押せるはずがない…。 このハウジングは、そもそも我が家の昔のものなので、そのあたりが微妙な状態のまま放置されていたのだろう。で、今日10枚撮るところまではギリギリ保たれていたものが、ついにガマンの限界を超えてしまったようだ。 それにしても、ここまでネタを提供してくれるとは……。 なんとか昼時に処置をして、2本目は無事に。 わざとなのか?? いつものように、タコ主任を普段の憂さ晴らしアイテムにするために同行しているうみまーる・KINDONは、思わずこうつぶやいた。 「今回ばかりは僕の出る幕はなかったなぁ」 天下の売れっ子写真家ユニットうみまーるを向こうに回し、滞在中堂々と主役の座を射止め続けたタコ主任。
タコ主任 WITHうみまーる「一潜入魂」の図。そして写真家は、最後に一言つぶやいた。 「タコ主任の場合は、一潜鎮魂ですなぁ」 |