2011年 1月2日(日) 曇り時々日差し
北西の風 波あり
風も波も相変わらずあるものの、寒さは随分和らき、普通の冬くらいになってきた。 そして。 「昨日はありがとう!」 そう言いながら、ビールを一ケース。 …といいつつ、しっかり頂戴してしまった。 その後ようやく届いた年賀状を見ていると、電話が鳴った。 「カメいるぞ!スコップ持ってこい。」 え? ウミガメの赤ちゃんだ。 孵化したばかりの2匹の子ガメが、孵化したはいいけれどあまりの寒さのためか機能停止し、ひっくり返ってジタバタしていたらしい。 という話を昨晩うかがって、まだ砂の中にいるかも…というので、じゃあ翌日案内してもらおうということになっていたのだ。 さっそく現場へ! おお、ホントに子ガメが!! たしかに、泳ぎだそうという気力がなさそうにグッタリしている。 機関長によると、アダンの下あたりで砂が盛り上がっているところがアヤシイという。アリがたかっているから、ひょっとしたら他の子ガメは、地上に出られずに死んでいるのかもしれない、と。 さっそく機関長はスコップで調査。 いた!! 正月に孵化するウミガメってのも変だけど、正月からこんなことをしている人も相当変だよなぁ………。 しかしその「変」な成果が!! チビチビカメカメ!! こうして掘り出された8匹の子ガメ、そして自力で出ていた1匹の合計9匹の子ガメ。さて、どうしよう?? やはりここは、海へ旅立ってもらうことにしよう。 というわけで、この後今年度のカメ博士アカネと小学生時代のカメ博士リョウをともない(リョウはひと目でアオウミガメだと言い当てた)、チビカメたちを海へと放した。 気温よりは遥かに温かなこの海で、子ガメたちはこの寒波を乗り越えることができるだろうか?? |