2011年 10月10日(月) 雨
北東の風 おだやかのちかなり荒れのちおだやか少し波あり 水温25〜26度
この日朝の海は、この3連休で一番の穏やかさを湛えていた。 が。 と、去り際の彼をみんなでいじめていたところ、 「いや、今日このあと風は吹き雨は降り、海は荒れ放題になりますよ、きっと!」 バッドコンディションが自分のせいではないことを力説するTさんなのだが、微笑を湛えているかのようにキラキラと輝く穏やかな海を前にしては、ムナシイ叫びでしかなかった……… ……はずだったのだが。 雨雲の下の一時的な強風かと思いきや、たしかに雨雲由来の風ではあるものの、結局2本目を終えて船に戻る頃までずーっと海は荒れたままになってしまった。 恐るべし、Tさんの怨念………。 それでも強風が局地的なだけあって、海中深くまでうねりが達するような荒れ方ではなく、海の中は流れが少々強かったもののいたって心地良かった。 心地良かったので、普段はスルーすることが多いこういうモノと対面してみた。 ご存知クロエリオオメワラスボ。 彼らは砂地の底から10センチほど上でホバリングしていて、流れてくる餌をときおりパクついている。 ところが今日出会ったこの子は、流れが強くて餌が次々にやってくることに気をよくしているのか、いつになくフレンドリー。なんだか心地良さそうだ。 アクビした。 それにしても、意外に口裂け女的大口だったのね、ワラスボちゃんって………。 |