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写真の個体の大きさ 5ミリ
大きくなってもせいぜい1センチちょいくらいという小さなウミウシ。 ウミウシということがかろうじて認識できる程度のサイズで、とりたてて美しいわけでもないにもかかわらず、なぜかその名は紫水晶。 名前をつける方の想像力の豊かさに、ただただ脱帽するばかりである。 ところで、こういうウミウシに限って、カメラを持っている時には出会えず、写真をちゃんと撮るゲストを案内しているときに見かける。 なんでそういうゲストを案内しているときに見かける機会が多いのかというと、ようするにそういうゲストが時間をかけて撮影されている間はヒマなので、身の周りをかなりつぶさにサーチする時間があるからだ。 逆に言うと、何を指し示しても1回2回シャッターを押したらOKとなる方を案内しているときは、なかなか見つけられないのだった。 |