コールマンウミウシ  イロウミウシ科

写真の個体の大きさ2センチ

 ゴールデンウィーク前後のまだ水が冷たい頃だったら、そこらじゅうで観ることができるウミウシ。
 砂地の根であっても、ひとつの根に数個体いるのはザラで、3、4匹が一ヶ所に集まっていることもある。

たくさんいるから、それぞれ微妙に体の色や模様が異なることがわかる。中には体の縞模様が一部消失していたり、こんなふうに黄色味がもっと強いものもいる。

 これだけを見たらとても同じ種類とは思えないけれど、同時期にやたらとたくさん目にするものだから、その中間タイプっぽいものも見たりするうちに、おのずと同種であることがわかってくるのだった。