写真の個体の大きさ 15ミリ
白くて小さなミノウミウシっていうと、よく似たものが多い。 でまた、フツーに観られるものの中にもそういうミノウミウシがいるので、ついつい同じものと思い込んで、そうと気づかずに見過ごしてしまう。
それを防いでくれるのが写真だ。 2センチにも満たないものを、海中でナマで見て明確に見分けられるほどの視力を持てなくなった身には、これ以上便利なものはない。
このハクセンウミウシも、撮った時点では微妙に珍?程度の認識だったオタマサだったのだけど、解像度の大きなデジタル画像のおかげで、けっこう稀なウミウシであることが判明したのだった。
もちろん、次回海中で出会ったからといって、肉眼でそう断定できる自信はない。<目の力が………(涙)。