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写真の個体の大きさ 3センチ
ミノウミウシの仲間はその名の由来である「蓑」の様子が珍しげに見える。おまけにこのヒブサミノウミウシはその蓑の色がきれいなので、出会うとなんだかとてつもなく珍しいウミウシに出会ったような気分になる。 ところが何年も潜り続けていると、そんな思いを抱くことが何度も続く。実はそこらでけっこう頻繁に目にするウミウシだったのだ。 何度でも出会う機会があるとなれば、なにもわざわざ絵にならないところや撮りづらいところにいるこの子を撮る必要はない。赤いカイメンの上というような、絶好のチャンスをひたすら待てばいいわけだ。 |