写真の個体の大きさ 5ミリ
まだ海には冬の気配が濃厚な3月、なんてことのない白砂の海底を葉っていた小さなウミウシ。
図鑑によれば、春季に内湾環境で稀に見られるとのことだ。
初めて目にするウミウシに出会うのはウレシイことながら、けっして内湾環境ではなかったはずの場所に内湾性のウミウシがいるってことは、けっして環境的に良くなっている証拠ではないので、やや複雑な気持ちになる。
とはいえそのサイズは大きくなっても5ミリ程度。 環境の悪化を示唆する生き物としては、その存在感は限りなく小さいのだった……。