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写真の個体の大きさ 1センチ
一昔前だったら、たとえこんな小さなミノウミウシの仲間を撮影できたとしても、図鑑でその存在を確認することなんて絶対にできなかったことだろう。 それが今や、どんなに小さなウミウシであっても、かなりの確率で図鑑、それも日本で刊行されている図鑑で目にすることができる世の中になっている。 それでもなお、本種のように探せば普通に観られるというのに、まだ学名さえ記載されていないモノがいるのだから、ウミウシの世界はマリアナ海溝と同じくらい、まだまだ未知の世界があるに違いない。 |