|
写真の個体の大きさ 1センチ
見つけたときは一瞬ミズタマウミウシかと思った。 図鑑で調べてみると、どうやらフジタウミウシの仲間らしい。が、ズバリこれ、とひと目で合致する写真が載っていなかった。 以来ずっとナゾのウミウシのままだったのだが、このたびネットでいろいろ見てみると、なんとこのウミウシはコソデウミウシということで世間的には落着しているようだ。 図鑑に載っているコソデウミウシの写真は、夕刊フジなみにオレンジ色のニクイ奴。たしかに解説には変異幅が大きいと記されているとはいえ、まさかこの子が同じ種類とは……。 ちなみに、砂地で見かける彼らは、模様同様食べているものもミズタマウミウシと同じで、よくクマデコケムシにとりついている。 で、彼らとまったく似たような存在でありながら、模様がツノザヤウミウシに似ているものもいる(サイズはやや大きい)。 この子もまた、コソデウミウシなのだそうな。 これほどまでに色が異なるものが同じ種類なのだったら、ツノザヤウミウシとミズタマウミウシも同じ種類ってことでいいんじゃなかろうか………。 |