写真の個体の大きさ 3センチ
その色形のせいか、なんとなく珍しいウミウシのように思っていたのだが、よくよくふりかえってみると、特に探しているわけでもないのに毎年シーズン中に出会っている。 なるほど、図鑑にも環境や季節を問わず普通に観られる、とある。
でも今年(2010年)出会ったミアミラちゃんは、やたらと巨大だった。
優に5センチはあったろうか。 左右に写っているピンク色のものは枝状のカイメンで、このミアミラ君はこのカイメンが大好物なのか、このカイメンにとりついてから以後1ヶ月間ほどずっと居続け、最後のほうではしっかり2匹になっていた。
こんな巨大なミアミラ、そうそういないだろう……と思っていたら、図鑑には「100ミリに達する」とあった。 10センチのミアミラって………でかすぎだろう。 それに比べれば5センチなんて、まだまだヒヨッ子ってところだったようだ。
ところでこのウミウシの名前の「ミアミラ」って、いったい何??