写真の個体の大きさ 5ミリ
かなり特徴的な色形にもかかわらず、図鑑で該当する種類を探し当てられないウミウシ。
その触覚の様子や体の雰囲気からして、スギノハウミウシのグループに含まれるのではないかと勝手に推測しているだけで、なんとなく…ということ以外にまったく根拠はない。
おまけに、色形からするとけっこう存在感のあるサイズっぽいのに、そのサイズは5ミリほど。 それが体の色そっくりのカイメンだか海藻だかに溶け込んでいるものだから、ディテールはおろか発見すらおぼつかない。
というわけで、ひょっとすると人生最初で最後の出会いかもしれない貴重な1枚なのである。