写真の個体の大きさ 3センチ
ちょくちょく目にするウミウシなのに、会えるとなぜだかうれしくなるウミウシ。 その理由は、この顔の部分の、なんとも雅な紫色の色使いにある気がする。
普段はこんな感じのスマートな体形で這い進んでいるけれど、交接中は一番上の写真のようにポッコリ膨らんでいる。 そして営みが済むと……
産卵となる。 この一粒一粒が全部卵であるにもかかわらず、普段目にする彼らの数はそれほどでもない。 やはり自然下で生き残るのは相当厳しいサバイバルだということがよくわかる。