体長 10mm
白い砂が広がる海底では、どういうわけだかポツンと一軒家的にサンゴの仲間が成長していることがある。
ある時けっこう深いところまで足を伸ばしたところ、パッと見がサンゴのガイコツのように見える高さ10cmほどの白いウミカラマツの仲間がポツンと一軒家状態になっていた。
サンゴ自体はとりたてて美しくもなんともないものの、何かの拠り所になっているかもしれない…という興味でチェックしてみたところ、冒頭の写真のエビがいた。
当コーナーでUnknown 1として紹介しているエビと同じ…ように見えなくもないけれど、無色透明であるということのほかに、ハサミ脚の雰囲気も異なっている……気がする。
ただし小さなサンゴ群体の狭いスペースに複数個体が暮らしているというのは同様で、やはり背後に写りこむほど近いところに別個体がいる。
このエビを撮ったのは2018年6月のことで、遭遇から5年経っていたUnknown 1のことは当時すでにきれいさっぱり忘れていたらしく、実際に観察した感じの比較のしようなどあるはずはなかった。
このエビははたしてUnknown 1と同じエビなんでしょうか、それとも異なる種類なんでしょうか、Unknown 1ともども、ご存知の方、テルミープリーズ!