GクロワッサンゆんたくタイムIN東京!!(3月7日)

 東京駅で山手線に乗り、新宿へ。
 今日もたくさん歩いたなぁ…。
 ここはゆっくり部屋で風呂にでも入って、ぐっすり………

 ……というわけにはいかない。
 この日この夜のイベントこそが、東京滞在中のメインイベントなのだ。
 題して

 クロワッサンゆんたくタイムin東京!!

 クロワッサン史上初のオフ会だ。
 しかしその実態は……
 …混んでるときのクロワッサンみたい。
 しかし、ある女性ゲストはいう。

 「植田さんのTシャツ短パン以外の姿を初めて見ました!!」

 そりゃそうだ、完璧にアーバンライフを過ごすシチーボーイになっていたのだから。
 と小鼻を膨らませていると、別の女性ゲストがいう。

 「植田さんて…………………東京似合わないですね」

 な………なんですと!?
 ……って、まぁ、本人かなり自覚があったりするんですがね。

 今宵のイベントの会場はもちろんコテン。会場の居酒屋鱗さんで、この日の店を押さえることに関してはウロコムシさんに全面的にお願いしたものの、客観的に見て、どう考えても彼が見知らぬ他のゲストへ様々な連絡をやりとりするとは思えなかったので、幹事は別の方にお願いした。

 コスゲさんである。
 話が次々に具体化しつつあったのは完全にオフに入ってからだったので、当サイト上ではそういった催しを企画中であることをポツッとお知らせし始めたものの、時すでにオフ、ゲストとは誰とも直接お会いする機会もないから、幹事さんはどうしようかなぁ…と思っていた。
 そんなおり、コスゲさんから連絡が。

 「恒例の年末合宿をするんですけど、最後の日にそちらに飲みに行っていいですか?」

 わぉ……飛んで火にいる夏の虫。
 というか、僕得意の都合のいい解釈では、きっとコスゲさんは幹事をしたいがためにこのタイミングでお越しになるに違いない……ということだったのである。

 そしてそこは幹事検定有段者のコスゲさん。二つ返事で快諾してくださり、おかげでイベントに関する連絡作業は、僕の手からひらひらと舞い上がり、コスゲさんのもとへと飛び立ったのだった。

 そういったお手数をおかけしてしまったコスゲさんは、なおかつイベント中の企画についても考えてくださり、スライドショーをしてください、という連絡があった。

 たしかに、店は3時間予約していたので、中だるみのタイミングでちょこっとだけやってみるのもいいかもしれない。
 というわけで、ちょこっと用意したんだけれど、コスゲさんはそのちょこっとのためだけに、ご自身の重い器材をディバックに入れてはるばる持ってきてくださったのだ。

 なにもかも本当にありがとうございます。

 というわけで、上京してから当日までは、僕がすることはほぼ何もなかった。
 唯一、入間のTSUTAYAでCDを買う以外は…。
 CDとは、小野リサである。
 ダッキー隊長のおかげで小野リサのボサノバに目覚め、ここ2年ほどのゆんたくタイムでは背後にずっとボサノバが流れている。なので、クロワッサンでゆんたくといえば、小野リサのボサノバなのだ。
 で、先月下見でこの店に一度来たうちの奥さんに、店内に音楽は流れていたかと問うと、力強く

 「流れていなかった」

 という。どうやら音楽を流す設備はないらしい。
 ところが!!
 1日に準備のために来たときに、真っ先に目についたのがレジの上にずらりと並んだCDの列なのだった……。

 力強く宣言されたために、我が家には小野リサのアルバム十数枚分くらいあるにもかかわらず、1枚も持ってきていなかったので、急遽1枚だけ購入した次第。

 この日も前日同様早めにお店に来たら、驚いたことに、さらにお花が増えていた。

 そう、コテン。開催に合わせ、各方面からたくさんの花が贈られていたのだ。
 しかもその中には、この日我々が来る10分ほど前までこの場にいらっしゃったというゲストお二人からのものもあった。都合で今宵のイベントには参加できないものの、差し入れがてら、ちょこっと立ち寄ってくださったのである。

 Tさん&Tさん、ありがとうございます!!あと10分お待ちいただけたら……!! 

 そんなこんなで、素敵な花に囲まれて、宴席は始まった。
 まずは司会コスゲさんのご指名により、ごっくん隊隊長の乾杯の音頭から。

 このあと、まさにいつものクロワッサンでのゆんたく時のように、わきあいあいの宴席となっていった。
 ただ一つ違うことが。
 鱗の肴が素晴らしいー!!
 ここまでできたら、それこそ居酒屋クロワッサンの始まりだ(笑)。

 あ、それと、この日のためにウロコムシさんが秘蔵の泡盛3合瓶コレクションを大盤振る舞いしてくださった。飲みきれなかったボトルは、みなさん好きなものをそれぞれどうぞ!!というプレゼントに変身!!

 肴が素晴らしく、酒も美味しい宴席が楽しくないはずはない。


昼間我々がビールを飲んでいたはるか上階で働いていた人が、この中にいます♪


左端がうちの奥さんのとんぼ玉師匠、り☆ようこさん。
彼女がいなければ今宵のイベントも、Masae工房すらもなかった……。

 そしてついにスライドショー!!

 ………の頃には、すでにごっくん隊隊長のいびきが聞こえてきたのだった。さっきまでは口笛だったんだけどなぁ??

 そんなこんなで、宴はついにシメの時間に。
 最後はやはりこの人の挨拶で締めくくられた。


小さいから立っててもわからない……

 オタマサもいっぱしの挨拶を語れることが判明。
 でも、居酒屋鱗をはじめとする、お世話になった方々へのお礼がなかったところを本人は後刻悔やんでいたのだけれど、それはそれでいかにもB型の人の挨拶ってことで、関係各位におかれましては、どうかご寛恕くださいませ。
 そして遅まきながら、この場を借りてお礼申し上げます。
 居酒屋鱗さん、ウロコムシご夫妻様、そして幹事コスゲさん、ならびにお忙しい中この日お越しいただいたみなさん、本当に……

 ありがとうございました!!

 ……というわけで、いつしか場所は新宿での2次会に。
 1次会で燃え尽きた隊長は、2次会の場ではすっかり………


撮影:コスゲさん

 …夢の旅人になっていたのだった。

 ところで!!
 こういう宴席ならきっとあの人もいるだろう…とみなさんが思われていたに違いない「あの人」がいない!!

 そうなのである。
 彼も参加したがっておられたようなのだが、気づいた頃にはときすでに定員オーバー。すでにどうしようもなかったのだった。
 しかし!!
 その裏には、ひそやかな陰謀が……。<当サイト推測。

 ウロコムシさんにとっては日々の暮らしの中でのオアシス的存在であるこの居酒屋鱗。その鱗を、なんとしてもあの大魔王の魔の手から守らねばならぬ。
 なので、「あの人」には、見事にウロコムシ検閲が入ってしまったのだった!!

 その「あの人」とは……
 この人だ!!

 ああ、キノッピー………。
 しかし!!
 かれこれ10年くらい前のことになるのだけれど、うちがもうどうしようもないほどに手一杯状態で、申し訳ないけれどご予約をお受けできないという日があった。そのときにたまたま気軽にダイビングでもしようと思いたったキノッピー氏(当時無名)は、あえなくクロワッサンに「手一杯」通告を受けたのである。
 繰り返すが、もう10年も前のことなのだ。
 なのに彼は、いまだにそのときの恨みつらみを延々話しまくるのである。

 そんな彼が、今回このまま飲めないままで終わろうものなら、この先何年語られ続けるであろうか………。

 というわけで、この東京滞在中に、ウェルカムキノッピー飲み会を設けることにしたのだった………。