H大団円………??(3月10日)
……ね?話は長くなったでしょう? なんであの大方洋二さんが? そしてそして……… キノッピーも!! なんでなんで?? ………………… ここは、新橋汐留口方面の駅前ビル地下にある店、BOXというところ。 まさに絵を描いたようなダイビング業界!! ダイビング業界にはとんと縁がない我々が、どうしてこんな最先端ホットスポットに来ているのかというと、実は幹事コスゲさんから、是非お連れしたい店がある、ということで声をかけていただいたのだ。コスゲさんは、この店で毎月のようにスライド漫談ショーをしておられるという。 そうだ!! だったら、「鱗」ではウロコムシ検閲却下されたキノッピーと飲もう!! 「あ、そうですか!火曜日以外だったらいつでも大丈夫です!」 やる気みなぎるご返事をいただいた。 「あ、そうですか!だったらなんとかして8時頃に行けるようにします!」 彼のこの熱意に、読者は涙しなければならない。 そこに。 「新橋あたりで飲みませんか??いい店があるんですけど!!」 ごっくん隊リーダーT沢さんから連絡が。 というわけで、この日である。 撮影:杉森雄幸 浅草行や駒形どぜう編でも触れていた「著者」とは、実は大方洋二さんのことなのである。原稿を受け取りにうかがうだけなので、10分20分で済む用事なのだが、僕はそこで長居し、大方さん手ずからのコーヒーをいただきながら、いつも3〜4時間だべっていた。 当時は僕も魚の不思議をウォッチングしていたものなのに、今ではすっかり「肴の不思議ウォッチング」になってしまった……。 我々が水納島に来てからもしばらくは、サンゴが元気だったこともあって毎年のように大方さんはお越しくださり、有名な「がんばるオジサン」というポイントの名の由来を作ってくださりもした。< 大方さんのブログ参照。もう10年以上も前の話だ。 その後のご活躍はみなさんご存知のとおりで、コスゲさんからもちょくちょくお話を伺ってはいたものの、まさか、まさかこれほどまでに………… ……まったく変わっておられないとは!! 一別以来10年以上経っているというのに、この全然変わらなさはなんだ。 コスゲさんはそういったことをご存知だったので、大方さんにも声をかけてくださり、今宵の席となった次第。さすが幹検有段者!!ありがとうございます。 懐かしい顔は大方さんだけではなかった。 ご存知、ミスター杉森!! この宴席上、例によってうちの奥さんは、他のすべての人がついていっている話題に、1人だけ、まるで違うテーブルに座っている人であるかのごとくついていけてないぶりを発揮。 「いやあ、今の話を聞いたら、なんか正恵さんだぁ!って気がしますねぇ!!」 そうなんですよ、皆さん!! ちなみに左のアンちゃんはフィリピンはリロアンのガイドさんだそうで、この日たまたま別席で飲んでいたのだけれど、なんとなんと、彼はクロワッサンがスタッフを募集していた6、7年前、電話にて申し込んだところ、あっさり断わられたのだという。 「男性でした!!」 俺じゃん………。 まぁ、その後の彼の人生を見ても、彼はうちに来なくて正解だったわけで、その際の判断は間違ってはいなかったのだろう。 そんな宴席で、この人たちも全開!!
みなさん、島では単なる酒飲みのおっさんと化しているというのに、都内にあっては見事に、働くサラリーマン!! これ一事でも、東京は何か間違ってる!!と言える。 さて。 「はやッ!!」 と口にしたほど。 …………隊長は再び夢の旅人に。 そんなこんなで、会計はコスゲさんが通常利用している感覚ではありえない金額となり、ごっくん隊には追徴課税がなされたのであった。 で。再びいつ会えるかわからない大方さんやミスター杉森、そしてゲストの皆さんたちと、ちゃんとした別れの挨拶をしたかったのは山々なのだけれど、大きな大きな隊長を、地下の店から路上にお連れしている間に、終電間際のみんなはいつの間にか帰ってしまった。 とにかく最終的に隊長をタクシーに押し込め、リーダーが付き添うことを確認したあと、さすが幹事、最後まで看取ったコスゲさんともそこでお別れし、僕たちの長い長い旅行(?)はようやく大団円を………… ……迎えなかったのだった。 |