全長 10cm
水納島ではシチセンチョウチョウウオ同様、砂地のポイントではなかなか出会えない。
なにかの拍子にたまに砂地のポイントに現れることもあるけれど、シチセンチョウと違ってたいてい海底付近で、個体数が少ないからだろう、カガミチョウチョウウオと仲良しになっていることが多い。
岩場のポイントではけっこう深い壁際や海底付近でたまに見かけることがあり、ペアでいることもよくある。
それに対して砂地のポイントで観られるものはリーフ際にいることが多いから水深は浅く、若魚サイズながら水深10m未満で出会ったこともある。
いずれにしても個体数は少ないから、幼魚に出会うチャンスなどほとんどない。
……と思っていたら、水深20mほどのガレ場で500円玉サイズと遭遇した。
色柄的にはオトナとほとんど差はないけれど、あどけなさが残る表情がカワイイ。
過去30シーズン(2024年現在)でアミメチョウのチビターレに出会えたのはこの1個体のみだから、この千載一遇のチャンスを逃さずに済んでよかった…。