全長 2cm
イソハゼの仲間というと、アカホシイソハゼやシロイソハゼのような色味か、アオイソハゼのような感じの小さな魚…
…というイメージでいるものだから、たまにそれらとは異なるカラーリングの小さなハゼに出会うと、ついつい「おっ?」となる。
クラシカルアイになると肉眼ではなかなか気づけないその美しさは、ファインダー越しに眺めるとよくわかる。
こういう色味であれば、きれいなカイメンの上とか、せめて被覆状サンゴなどの上にチョコンといてくれると絵になりそうなのに、ワタシが出会うものはたいてい↓こういう場所に居る。
ネット上で眺めることができるオビイソハゼの画像がさほど多くないのは、このあたりに理由があるのかもしれない。
でもごくごくたまに、サンゴの上にいてくれることもある。
いつもこういうところにいてくれれば、スター性は高くなりそうなんだけどなぁ…。
そういいつつも、やや異質感がある色彩についつい「おっ?」となるものだから…
…水深30m超の深いところでカメラを向けてしまった。
なにもそんな深いところで撮らずとも、会おうと思えばもっと浅いところで会えるハゼなのに。
でも思い返してみるとオビイソハゼを見かける頻度はそれほど多くはないから、浅いところであれ深いところであれ、出会ったその時が一期一会のワンチャンス。
なにしろオビイソハゼの写真ときたら、オタマサが撮ったものを入れても全部で9枚しかなく、そのうち3枚が先ほどの深いところで撮ったもの。
たとえ深いところで窒素を溜めながらでも、撮った甲斐はあったかもしれない?